高輝度ホタルルシフェラーゼ

ルシフェラーゼFM & ルシフェラーゼFMプラス & エンドトキシン検査

ルシフェラーゼFM(高輝度ルシフェラーゼ)


アデノシン三リン酸 (ATP)は、全ての動物、植物、微生物などの生命体に存在するエネルギー物質です。ホタル由来のルシフェラーゼは、 ATPとルシフェリンから、高効率で光を発生させます。この生物発光技術はATPの検出に応用されています。





ルシフェラーゼFMは、北米産ホタル由来のルシフェラーゼ遺伝子を人工進化(アミノ酸配列を遺伝子工学で改変)させることによって、従来のルシフェラーゼと比較して、15倍の発光強度が得られる様に改変しました。右図は弊社ルシフェラーゼFM、野生型ルシフェラーゼI(北米産ホタル)、野生型ルシフェラーゼII(ゲンジホタル)を等量のルシフェリン、ATPを混合して、発光を経時的に追跡したものです。

生命科学の一流紙であるCellに掲載の論文で、ルシフェラーゼFMが高感度ATP検出に使われています(Activity-Driven Local ATP Synthesis Is Required for Synaptic Function, Cell 156, 825–835, 2014)。

製品名:ルシフェラーゼFM
コード番号:BENX-FM (旧コードBENX0002)
内容量:1mg(酵素凍結乾燥品)
価格:¥33,000-
保存方法:4℃にて暗所保存

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取説ダウンロードLuciferaseFMmanual.pdf

ルシフェラーゼFMを使った応用例1
ルシフェラーゼFMプラス(ATP検出キット)


ルシフェラーゼFMプラス(高感度ATP検出キット)は、当社で蓄積した高感度ATP検出技術をもとに、ルシフェラーゼFMを至適化し、簡便にATPを高感度測定できるようにしたキットです。予めルシフェリンや必要な試薬が含まれるので、高純度水と混合するだけで準備は終了。市販の発光測定装置を組み合わせることにより、誰でも簡単に高感度なATP測定検査が可能です。

 バックグラウンドの排除により、アットモル(  mol、細菌一細胞レベル)のATPが検出できます(検出器はお問い合わせください)。

製品名:ルシフェラーゼFMプラス(高感度ATP検出キット)
Code: BENX-FMP(旧コードBENX0010)
内容量: 80回分(40回x2本、希釈用水)
価 格: ¥40,000-
保存方法:4 ℃にて暗所保存






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取説ダウンロードFMplusmanual.pdf

ルシフェラーゼFMを使った応用例2
エンドトキシン検査




エンドトキシンはグラム陰性菌がもつ菌体成分で、発熱を引き起こす細菌の毒です。

通常エンドトキシンは、カブトガニの血球抽出液から作られるリムルス試薬を用いて検出されます。

検出が要求されるエンドトキシン濃度はとても低く、0.1pg/ml(pg:10の-9乗g、一匹の細菌のエンドトキシン量に相当)です。従来のリムルス試薬で検出するためには、200分あるいはそれ以上時間をかけて測定する必要がありました。

広島大学黒田研究室では従来のリムルステストの最終段階の反応を高感度ルシフェラーゼを利用して改良し、10分程でエンドトキシン0.1pg/mlを検出する方法を開発しました(日経新聞、平成20年6月29日)。通常のルシフェラーゼでも、開発したルシフェリンペプチドを使えばエンドトキシンが検出可能ですが、ルシフェラーゼFMを使うことで10倍程高感度になります。バイオエネックスはこれらのライセンスを受けて試薬の実用化を目指しています。

試薬の販売等は現時点で行っておりませんが、試験的な提供については、弊社までお問い合わせください。


ルシフェラーゼFM & FMプラス & エンドトキシン


人工進化技術で作り出した変異型ルシフェラーゼは、野生型の15倍の発光を示します。ATPの超高感度検出、バクテリアの検出、エンドトキシンの検出などに応用可能。

PPK & PtxD


ポリリン酸キナーゼ(PPK)は、ポリリン酸から生命エネルギーであるATPを再生。亜リン酸デヒドロゲナーゼ(PtxD)は、亜リン酸から生命の還元剤であるNADHを再生。

CWB-GFP

CWB-GFPは、細菌細胞壁のペプチドグリカンに得意的に結合する様にした蛍光タンパク質。試料中の微生物の混入が蛍光顕微鏡を用いることによって判定可能。

ルシフェラーゼBC

細菌由来の発光酵素は、ホタルと違い、NADHを使って発光。NADHの高感度検出を様々な生化学検査に応用可能。

長鎖ポリリン酸

様々な生理活性が分かってきた長鎖ポリリン酸。化学合成が可能になりました。